外資で仕事がしたい!給与UPさせたい!という方には必見です。
そのために最初に必要なのが、英語の履歴書です。
日本の履歴書と一体どう違うのか?
まずは、そのポイントを把握しておく必要があります。
ここでは、5つの違いに分けて説明します。
規定のフォーマットがない
日本の履歴書は、基本の形式フォーマットがありますが、英語にはありません。
職歴書に近いかもしれません。
決まっていると言えるのは、用紙サイズがA4縦(北米ではLetterサイズ)が基本ぐらいでしょうか。
フォーマットがないということは、レイアウトの見やすさや読みやすさを自分で考える必要があります。
どの内容を強調したいか、それは人それぞれ。
提出する企業も職種も違いますから、千差万別です。
白黒でもカラーでもOKです。はっきり読みやすい、分かりやすいレイアウトが大事です。
たくさんのサイトにひな形はあります。
探してみて自分にあった、職種にあったものを選んでみるのもいいと思います。
それらのひな形を使ってみるのもありです。
いらない情報を消す
写真や年齢、性別を書く必要はありません。
これらは、「採用に関係のない情報」だからです。
特にアメリカ・カナダ・イギリスなどでは、写真が付いているだけでゴミ箱行きです。
理由は、プロとしての意識を疑問視されたり、人種や姓の差別意識があるのでは?と疑うからです。
大量に履歴書を振り分けるような企業は、自動読み取りで書類選考します。
その自動判定で、写真があると落とす設定にしていることも多々あります。
俳優やモデルとしての履歴書なら必要ですが、一般的にはむしろ付けない方が良策なのです。
職歴は直近から先。全部書かなくていい
日本の履歴書では、職歴を古い順に書きますね。
英語の履歴書は、最新の職歴を最初に書きます。
直近が重要なのです。重要項目は、書面の上部に書くのが基本です。
この上段3〜4行で決まるといってもいいでしょう。
あれこれたくさん書こうとしないことです。
応募する職務に関連していることを選びましょう。
全く関係のない仕事を経歴に入れる必要はありません。
無関係なことは、書面スペースの無駄遣いになりますし、読み手を惹きつけられません。
魅力的な人を想像させる履歴書にしましょう。
エクセル禁止
日本の履歴書をマイクロソフトのエクセルで作成されている人がいます。
英語の履歴書には、絶対使わないでください。
このフォーマットで作成すると、企業で使用している自動読み取りができない場合があります。
内容がすばらしくても、それだけでゴミ箱行きです。
機会損失してしまいますので、絶対に履歴書にはエクセルを使わないでください。
実績より成果
履歴書に「〇〇会社△△部でこんなことしました。」という実績だけ書く人が多いです。
これは、採用側からすれば、「どうでもいいこと」に近いです。
何をやってどんな成果をあげたか?が一番知りたいことだからです。
何も目立った成果上げられてないよ〜。と嘆いていませんか?
自分では気づいてないだけだったりします。
転職コンサルタントなどにヒアリングしてもらうと気づいたりしますよ。
私もそのお手伝いいたします。
成果の書き方のコツは、また追って記事にしたいと思います。
まとめ
日本と英語の履歴書の違い5つを説明してきました。
英語の履歴書には、
- フォーマットがない
- 写真や性別・年齢などいらない情報は消す
- 職歴は直近から先。全部書かなくていい
- エクセルのフォーマットは禁止
- 実績より成果
が重要ポイントです。
外資や北米で仕事をしてみたいという方の参考になれば幸いです。