こんにちは。さえこです。
カナダに移住しようと思ったら、どれぐらいの英語力が必要なんだろう?
どの試験結果がいるのだろう?という質問にお答えします。
移住に必要な語学力とは?
カナダの公用語は英語とフランス語ですので、カナダ永住権に必要な言語レベルは、このどちらか、または両方となります。
生活して仕事をする訳ですからある程度の語学力は必要ですが、ネイティブレベルは求められません。
それよりもあなたの仕事経験や学歴スキルを重視しているからです。
今回はその英語言語レベルについて簡単に説明します。
申請にはどの試験結果を提出するの?
基本的にIELTSを受験して提出します。
社会人としての永住権取得なので、AcademicではなくGeneralの試験です。
他にもCELPIPというカナダの試験でもよいのですが、残念ながら日本で受験できるところがないです。
2つとも、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングで構成されています。
TOEFLに似てますね。この試験結果を申請時に提示します。
IELTSのAcademicとGeneralの違いは?
IELTSには、大学や専門学校入学用のAcademicと、就職や移民・市民権用のGeneralがあります。
リーディングとライティングの問題内容がちょっと違って、Academicの方が学科に関連した文章となっています。
Generalの方が簡単という人もいますが、私はそんなに変わらないかなと思います。
IELTSの日本公式サイトはこちら。
Canadian Language Benchmarks (CLB)とは?
カナダ政府が、大人の移住者に対して語学力のレベルを査定するものです。
カナダ移民局のホームページにある各永住権プログラムの条件事項には、言語スキル CLB *以上と書いてあります。
このレベルは1〜12で区分されていて、申請用に受験したIELTSの得点を参考にCLBが決定されます。
このベンチマークは一体どれぐらいのレベルの話なの?ですよね。
ざっとのレベル換算だと、TOEICの満点990がCLB 9〜10 ぐらいです。(TOEICはスピーキング、ライティングがないので一概に比較できませんが)
きっと、CBT 12 だとハイレベルなネイティブですね。
IELTSと比較すると、CLB 10 は、IELTS 7.5 ぐらいです。
移民に必要なレベルは?
永住するのだから、CLB 9はいるの?絶対ムリ!と思っていませんか?
いえいえ、そこまでハイスキルな設定にしていません。
申請する移民プログラミングによって設定されているCBTは違いますが、大体、CLB 7ぐらいが一番多いです。
TOEICだと730~820ぐらい、IELTS 6ぐらいでしょうか。
生活や仕事に差し支えない程度の英語力があれば、歓迎!ということです。
もちろん、語学力が高いと移民プログラムのポイントは高くなるので、有利であることは間違いないです。
移民プログラムについてはこちらに書きましたので、読んでみてください。
因みに、上記のブログには記載していませんが、Start-up Visaとは別のカナダ投資ビザプログラムというのがありまして、これには語学試験結果提出は不要です。
Family Sponcership(配偶者や家族としての移民)でサポートしてもらう人にも不要です。
とはいえ、生活するには必要となりますから、準備はしておきたいですよね。
また、移住してからでも勉強できます。語学学校についてはこちらに書きました。
まとめ
やっぱりハイレベルな語学力がいるなあ、と思われましたか?
何とか手に届くレベルだぞ、と思われましたか?
目標とする指数が何となく見えていただけましたでしょうか?
移住を考えている人はTOEICよりIELTSのAcademicの学習に力を入れると良いかと思います。
目標はIELTS 6以上ですね。
語学レベルはあるに越したことはないですが、それよりカナダが必要としている人材の経験スキルUPすることの方が重要視されていることを心に留めていただきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも移住計画のお役に立つ情報になれば嬉しいです。
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