こんにちは、さえこです。
ぼちぼち海外旅行したい!とウズウズしていませんか?
カナダに行きたーい!って方、eTAが必要ですよ。
カナダは、2022年10月1日から入国時に必要としていたコロナワクチンの要求を完全撤廃しました!
遊びに行きたい!パスポートあるし、チケット買ったしGO!
ちょっとお待ち下さい。『eTA』の申請を必ずしてください。
なにそれ?と思われた方、ぜひ読んで、申請を行ってください。申請は、オンラインのみです。
旅行代理店などに頼まれる方もいらっしゃるかと思いますが、日本語の説明サポートもありますので、自分でやってみましょう!
一度申請すれば、5年間有効です。
eTA(イータ)って何?
カナダに空路で入国する前にパスポート情報等を登録し、オンライン認証を受けることを義務付ける電子渡航認証(Electronic Travel Authorization)略してeTAが必要になります。
アメリカにもESTAという同様のものが911のテロ以降に始まって、その流れでカナダも行うことになりました。
簡単に言うと、飛行機に乗る前に個人情報をしっかり登録しないと入国させませんから。という書類の申請です。
eTAは誰が必要?
カナダへの滞在が6ヶ月以内で空路で入国する人が対象となります。
ですので、アメリカから陸路、または海路で入国する人には必要ありません。
ワーホリや学生ビザ、就労ビザなどで入国する人は、そのビザの申請と同時にeTAは登録されているので、追加でする必要はありません。
ただし、申請後にパスポートの更新をした場合、eTAの更新は別途必要になります。
eTAがないとどうなる?
単純に飛行機に乗せてもらえません。搭乗のチェックインできません。
少なくとも渡航される72時間前までに申請してください。
寛大なカナダでも忘れてた!では、許してもらえません。
eTAの申請に必要なものは?
- パスポート
- 申請費用の7カナダドルを払うためのクレジットカード
- メールアドレス
です。オンライン申請ボタンを押す前に準備しておきましょう。
eTAの申請はどうやってするの?
カナダの移民局サイトから申請します。
間違えないでください。
カナダ政府のサイトですので、アドレスが、canada.caとなっています。
アメリカのESTA(エスタ)もそうですが、それっぽいサイトに扮装した代行業者のサイトがあります。
そこで申請すると、費用が大きく違いますので、必ず政府のサイトから行って下さい。
eTAの申請サイト
なんと、珍しく日本語ページがあります。
でも、申請フォームは英語ですので、手順書PDFを見ながら進めてください。
オススメは、申請スタート前にこのPDFを一読してから行ったほうがスムーズに進めることができると思います。
理由は、記入時間に制限があって、延長ボタンのクリックをしそびれると、途中保存がないので、また1からやりなおしという羽目になってしまいます。
eTAの詳しい申請手順(日本語)
申請手順書(日本語)は、こちらのPDFです。↓
https://www.canada.ca/content/dam/ircc/migration/ircc/english/pdf/eta/japanese.pdf
※2021年10月22日現在、フォームの入力項目がこの手順書より減っています。多分、どこかで手順書の更新されると思いますが、違うと思っても気にしないでください。
eTA申請の流れ
記入の分かりにくい項目を簡単に説明していきます。(2021年10月現在の内容です)
(0)まず最初に聞かれる質問
「Do you have a passport issued by France or Venezuela? 」
あなたは、フランスまたは、ベネズエラ発行のパスポートを持っていますか?
持っていない人であれば、『No』を選んでください。
そうしますと、パスポートの番号などの見方を説明している画面が出ますので、画面をスクロールして、次に進んでください。
(1)誰が申請しているか?
eTAは、ひとりずつしか申請できません。家族でまとめてとかもできません。
「Are you applying on behalf of someone?」
この申請をするのは、誰ですか?
本人の申請であれば、『No』をクリックして渡航目的の質問に進みます。
誰かの申請をやってあげる場合は、『Yes』です。
『Yes』にすると、もうひとつ質問が表示されます。
「Are you applying on behalf of a minor child?」
未成年の子供の申請ですか?
未成年の子供の申請をしてあげているのであれば、『Yes』です。
パートナーなど大人の申請であれば、『No』です。
このあと、代理人になったあなたの情報を入力するフォームが表示されます。
詳しい内容は、申請手順の説明(PDF)で確認できます。
<代理人の場合の質問>
- 申請者との関係は?
友人または家族 がほとんどかと思います。 - お金をもらって入力作業をしている?
なければ、『No』で。 - Membership ID number 家族や友人であれば不要です。
- 姓名
- 組織名称 家族や友人であれば不要です。
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
下の枠に代理人の宣誓が2つありますので、両方にチェックを入れます。
(2)どんな書類で入国するか?
「What travel document do you plan to use to travel to Canada?」
どんな書類でカナダ旅行しますか?
ほどんどの方が、一般のパスポートだと思いますので、Passport – ordinary/regular でOKです。
選択すると下にもうひとつ質問が表示されます。
「Select the code that matches the one on your passport.」
パスポートのコードを選択してください。
パスポート発給国は? 日本の場合、JPNです。
国籍は?と聞かれますので、 日本人であれば、JAPANでOKです。
またさらに質問が表示されます。
(3)パスポート情報
- パスポート番号
- パスポートにかかれている姓名(追記欄に変更名が書かれている場合はそちら)
- 生年月日
- 性別
- 出生国
- 出生市町村(パスポートに書いてあるのは都道府県だけだと思いますので、それだけでOKです)
- パスポート発行日
- パスポート有効期間満了日
(4)申請者の個人情報
「Have you ever applied for or obtained a visa, an eTA or a permit to visit, live work or study in Canada?」
今までeTA、カナダ在留、就労、就学許可の申請をしたことがある?
もし、あれば、その許可番号(UCI)を記入します。
わからなければ、『NA』もしくは、この申請で一番最後にある備考欄に滞在期間を記入します。
(5)連絡先
- 受け取るメールなどの言語が、英語かフランス語かの選択
- メールアドレス
- 住所
住所の枠が7つに分かれていてややこしいので、例を書いておきます。
例)〒123−4567 東京都港区赤坂1丁目1−1 タマビル501 (実在しない住所です)
という住所を記入する場合、以下の枠に入ります。
(6)渡航情報
カナダに渡航する日は決まっていれば、『Yes』です。
決まっている場合、日時を選択してください。
飛行機の出発便も選択してください。
タイムゾーンが分からない!という方がいらっしゃるかと思いますので、参考まで。
・ブリティッシュ・コロンビア州 Pacific Standard Time
・オンタリオ州 Eastern Time
(7)同意
I AGREE にチェックを入れて、申請者の名前を入力してください。(しないと、申請が通りません)
8)『Proceed to Payment』でカード情報入力に進む
申請が終わったら
完了したら、IRCC(カナダ移民・難民・市民権省)から受付確認のメールが届きます。
遅いな、と思ったら迷惑メールフォルダを確認してください。
その後、問題なければ、eTA承認のメールも届きます。
その承認メールに記載されているパスポート番号が間違っていないか、必ず確認してください。
間違っていると、飛行機に乗れないことになります。
まとめ
eTA(イータ)とは、カナダへ空路で入国する前に必要な電子渡航認証です。
オンラインで申請できます。6ヶ月以内の観光ビザで入国する人に必要となります。
ワーホリや就労ビザの方は、その申請をした時に同時に認証されているので、必要ありません。
しかし、パスポートをその間に更新した場合は、再認証が必要です。
申請は、必ずカナダ政府のウェブサイトから行ってください。
ちょっと面倒ですが、この記事が申請の手助けになれば幸いです。
カナダ旅行をぜひ楽しんでください!
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