こんにちは。さえこです。
お引っ越しするのは、国内でも海外でも大変ですよね。持っていくもの、いかないものを決めたり、色々と解約手続きしたりとバタバタします。
移住してから、あれはやっておいてよかった!やっとけばよかった!という事がいくつかありましたので、これから引っ越しする人の参考になればと思い、これは!と思う5つを選んでみました。
*もうひとつ追加しました!(2021年8月)
移住前に忘れずにやっておきたいこと5選 +1
- 郵便物の転送先設定(1年間有効)
- 年金ネットの登録
- 銀行口座の海外送金登録と振込限度額の変更
- 日本国内のクレジットカードの保持
- 海外からのログインアクセス拒否の解除
- 在外選挙人名簿に登録(追加しました!)
特に金融関係は海外に出てから変更や再開が難しいので、日本にいる間に準備しておきたい事項です。
さらに最近、マイナンバーが必要となっているものについては、要注意です。
海外居住になるとマイナンバーは失効するからです。(帰国し、住民登録をすれば再発行されます)
ひとつずつ説明していきます。
郵便物の転送先設定
国内でもお引っ越しを経験された方は、提出した経験があると思います。
お近くの郵便局に転居届けを提出しておけば、1年間は転送してくれます。
ポスト投函、または、スマホでできるe転居で手続きが可能です。
海外へは転送してもらえませんので、ご実家など近しい人の住所に届くようにしておくといいかと思います。
転送期間は1年間ですので、重要な郵送物などの住所変更の手続きはしておきましょう。
転送先を誰にも頼めないよお〜、という方は、海外在住者専用私書箱などのサービスをしている会社がいくつかありますので、そちらを利用するのも良いかと思います。
私はまだ使ったことがありませんが、将来必要になってくるかもしれません。
年金ネットの登録
海外に引っ越す場合、国民年金は強制加入から外れますが、任意として加入することができます。
継続して加入する場合の内容や、今まで加入していた内容が海外からでも情報が確認できて、便利です。
ネット登録していない人はこのタイミングでやっておく方がいいと思います。
はがきで届いていた「ねんきん定期便」にアクセスキーが掲載されていますので、そのアクセスキーと基礎年金番号を準備して申請しましょう。
その後、ユーザIDが発行されます。
このアクセスキーが分からず登録する場合、ユーザIDは郵送されてくることになりますので、ぜひ引っ越し前に年金ネットにログインできるかどうか確認しておくことをお勧めします。
銀行口座の海外送金登録と振込限度額の変更
日本円を移住先の銀行口座へ送金する必要があるかと思います。
口座をお持ちの銀行が海外送金サービスをしているかどうか確認しておきましょう。
もし、サービスをしていない銀行であれば、新しく口座を作っておきましょう。
海外送金をするためには、サービス利用の申込みが事前に必要です。
この登録は日本にいる間に済ませておきましょう。
これは国外に出てからだとできなくなる可能性が高いです。
ちなみに海外送金の限度額は100万円未満/1回です。
あと、送金方法としてWise(旧 Transferwise)を利用するのもありです。
その場合、お持ちの口座からWiseに振り込む必要がありますので、1日の振込限度額を上げておくことをお勧めします。
最近、各銀行の限度額初期設定が低くなっていますので、限度額を上げて変更する場合、オンラインでできず、窓口に行かなくてはいけないような手間がかかる銀行もあります。
そのため、面倒ですが事前に済ませておくことをお勧めします。
日本国内のクレジットカードの保持
移住したら使うことないから解約しよう、なんて思わないでぜひ持っていてください。
たまの一時帰国や日本のオンラインショップなどで購入するときに必要になります。
ただ、年会費のかかるようなカードや国外にいると使えないポイントしか貯まらない様なカードは解約して、年会費無料や銀行口座の直接提携カードだけにしておくようにしましょう。
引っ越した後に何か日本で購入したくなっても海外カードだと受け付けない場合があります。
ご存知の通り、カードは期限が切れる前に新しいカードの郵送されます。
更新の場合、だいたい簡易書留郵便で送付されてくる様です。これですと、家族でも受け取り可能ですので、ご実家を送付先にしておくと良いでしょう。
これが本人限定受取になると受け取れなくなります。
今後のクレジット会社の動向が気になるところです。
海外からのログインアクセス拒否の解除
これは、Conoha WINGなどのサーバーを利用してブログを書いている人だけなのですが、初期設定で海外からのアクセスをブロックしているところがあります。
移住後もサーバーを移管せずにそのままブログを書き続けたい人は解除しておきましょう。
多分、これは海外からでもメールでサーバーやプロバイダ会社に問い合わせをすれば、対応してくれると思います。
ある程度時間がかかるかもしれませんので、引っ越し前にログインして解除しておくといいでしょう。
日本にいると不自由なく利用しているオンラインサービスが、たまに海外からのログインアクセス拒否をしています。
頻繁に利用する日本のドメインサービスは、Q&Aなど読んで確認しておくことをお勧めします。
在外選挙人名簿に登録
市町村役所に転居届を提出する時に、在外選挙人名簿への登録申請もしておきましょう。
そうすることで、海外居住先からも投票ができます。
引っ越し後にも申請は可能なのですが、大使館・領事館に行く必要があり、登録完了まで時間がかかります。
転居届と一緒に済ませてしまえば、引っ越し後に在留届をオンラインでするだけで、登録手続きが完了です。
在外選挙については、「在外選挙で投票しよう!」に書きましたので、参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
引っ越しのバタバタ時期に面倒だな、と思われたかもしれません。
でも、後悔先に立たずです。
マイナンバーは、海外への転居届けを出す際に返却し失効することになりますので、その後に金融関係の手続きをしようとしてもできないので、特に忘れずにやっておくことをお勧めします。
引越準備のリストなど作っておくと便利かもしれませんね。
私の場合、カード会社を変えておけばよかったと後悔しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。お引越し前の参考になれば嬉しいです。
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